安定性と可動性について
こんにちは!ストレッチ道場の鎌田です🌸
本日から3月です!今日は多くの高校で卒業式が行なわれていますね。
ご卒業される皆様おめでとうございます😊
今日のブログでは「安定性」と「可動性」について説明していきたいと思います!
人間の体にはいくつかの関節が存在しますが、それぞれ役割があります。
すごくざっくり言うと、各々がその役割を果たしてくれたらいいよという話になります。
逆に役割を果たさない関節が存在すると、その分を他の関節でカバーしなくてはならない状況になる為、様々な身体の不調が発生してきます😥
上の図のように
「Stability(安定性)」「Mobility(可動性)」をもたらす関節が交互に存在しています。
これらの関節がそれぞれの役割を果たすことで、効率的な身体の動作が行えます。
ゴルフのスイングを例にあげると、腰(腰椎)を回すという意識ではなく
胸(胸椎)や股関節を動かしていくという意識のほうが正しい動きとなります。
腰椎は安定性をもたらす関節で、回旋の可動範囲は5°程度しかありません。
ゴルフのスイングでの可動域は5°どころの話ではないので、腰椎の動きに頼っていたら身体が悲鳴をあげるのは容易に想像できるかと思います。
このような使い方となってしまう理由としては
①腰椎周囲の筋力が弱く安定性が欠如している。
②上下の関節である胸椎と股関節の可動性が欠如している。
以上の2つが考えられます。
それぞれの問題に対するアプローチとしては
①腹圧を高め、腰椎周囲の安定性を高める為のトレーニングを行う。
②ストレッチやモビリティワークでの可動域拡大の為のトレーニングを行う。
ということがあげられます。
また、日常生活で考えられることとしては荷物などを上に上げる際に
肩関節の可動域が狭くなっていると、腰を反る動きで代償する必要があります。
すると単純ですが腰痛が起こりやすい身体となってしまいます。
人間の身体は奥が深く、非常に面白く可能性がある分野だと思います😊
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